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おぎはらこども医院からのお知らせ
- 子供の視力の発達と弱視
- 私たちのの視力は生後両眼でものをとらえ正確に視ることで徐々に発達していきます。しかし、視力が発達する時期(乳幼児期)に屈折異常(近視、遠視、乱視)や斜視などの問題があり、正常な視覚刺激が入ってこない場合視力が正常に発達しません。これを弱視といいます。片方の眼がよく見えている場合他方の眼に屈折異常があっても普段の生活では気がつかないことがあります。また斜視が見逃されている例もありある一定の年齢のなるまで気がつかないとそちらの眼は弱視になりメガネ等で矯正しても十分な視力が得れないこともあります。一般的にに弱視は4〜5才までに治療を開始するのが望ましいと言われています。当院で施行するビジョンスクリーナー検査の目的は主に下記の3つです。
1)弱視の早期発見
1〜2才でもメガネ装着は可能なため早期発見することで予後はより良くなります。
2)乳児性内斜視の発見
早期発見し手術等の治療をしないと両眼視機能や正常の視力の獲得が困難な場合があります。
3)重篤な眼疾患発見の可能性
検査できなかった子供を精密検査しますと網膜芽細胞腫や先天性白内障、網膜剥離など重篤な疾患が見つかる場合があります。
この検査は弱視や斜視をスクリーニングする検査であって視力検査ではありません。
詳しくはhttp://welchallyn.jp./visionsceener/をご覧ください。
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